税理士飯沼英男コラム

財務の重要性

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昭和の時代までは経理・財務部門は軽んじられる傾向にあり、その結果生き残った企業は少ないと言われます。

経理・財務を軽んずる企業は生き残れません。

「財務」といえば大企業のことで縁が無いよう

に聞こえるかも知れませんが、企業ではお金が動

いて“銭勘定”の過不足で日々苦労するわけですから、

そこがまさに「財務」です。日常の経理の問題とかわりません。

資金繰りを考えない経営はありませんし、資金繰りを裏表(余剰)から考えることが「財務」です。余剰などない、と思われるかもしれませんが、一時的現象では不足ばかりではなく余剰がでる月もあります。

季節的に考えれば一定のパターンがみられる場合もあります。

本来の資金調達はそうした季節的パターンと事業展開の組み合わせで、上手に銀行を利用できれば、無駄な利息を払うことも少なくなるはずです。

希にですが、資金が潤沢で有効に活用できないケースもあります。黒字であれば売上の3~4ヶ月分の手元資金があれば十分健全ですから、それ以上の資金は将来に向けた投資(本来の事業に対する投資)を検討できれば安定的な規模拡大が期待できると思います。

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