税理士飯沼英男コラム

遊休資産は宝の山

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休眠中の未活用の資産を探し出して有効に活用し、収入源にすることができれば、新規事業の立ち上げよりも早く結果が得られます。

日本で一番の土地持ちであるJRの話から。

旧国鉄は、全国に鉄道網としての土地が広大で、その線路脇の土地も私鉄とは比べものにならないほど余裕を持って所有していました。

また、全国に広がる鉄路の維持に膨大な資産を必要としていましたから、資産維持のための土地も必要だったわけです。

その後民営化された後のJRでも、首都圏の利用価値が高い場所でさえまだまだ未利用状態の遊休資産が相当規模で残っています。

現在JRは民間企業ですから、今ではそのことについてどうこうと意見するのはよけいなお世話ですが、ある種の教材として観察するには格好の材料です。

このJRは駅ビルの充実や高架下の利用、そして都心部の駅ビル

に大胆な積極投資を仕掛けて近隣を戦々恐々とさせるほどです。

一方、同じ鉄道会社の東京メトロは未だに官営企業で、民営化さ

れたわけではありませんが、同じく都内を走る地下鉄の都営地下鉄

とは比べものにならないほど営業熱心で財務体質も優秀です。

そのメトロは「レンタル収納スペース」という新事業を新しく展開します。

遊んでいた空間利用といった方がわかりやすい戦略で、デッドスペースと思われていた空間に利用価値を見いだしパーソナル貸倉庫にしました。

資産は必ずしも目に見えるものばかりではありません。規模の大小は真似できなくても、考え方、ヒントは必ずやどこの企業にもあるのではないでしょうか。

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