税理士飯沼英男コラム

小規模企業の強み

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小規模企業が競合他社に対して発揮すべき「強み」は何か、というテーマがよく話題になります。

 もちろん、その企業の個性や業種、市場の特性、ターゲットとする顧客層の特徴、競合他社は具体的にどこか、他社はどんな戦略で活動しているのか、などの確認作業が前提となります。

しかし、総じて小規模企業にとっての強みとして最も代表的なものは、「顧客対応の早さ」あるいは「小口受注などへの柔軟対応」ということが挙げられます。

さらに、「独自性のある商品提供」という一面は小規模であるがゆえの“小回りが利く”という特性の現れです。また、「アフターサービス」という面でもその特性が発揮されます。

競合他社が多く、競争が激しいということは良く聞く話で、これをどう避けるのかということこそが経営の課題でしょう。

もう一つ、「ニッチ市場」というものがあります。

これは平たく表現すると、 “人の行く裏に道あり花の山” とでも言いましょうか。

『相場格言』とも言われるものですから、必ずしも正しい表現ではないかも知れませんが、あまりひとが省みないような、利が薄いと思われそうな、そんな市場のことと考えれば間違いありません。

しかし、このニッチ市場を確実なものにした企業は、いつの間にか独占的な地位を築いているというケースも多く、生き残るということと競争に打ち勝つということを懸命に追い求めれば、やがて辿り着く独自の“強みの世界”になります。

自分たちの企業が、いまどんな立場にあるのか冷静に分析して、その畑を十二分に手入れをしてゆけば、多少の嵐にもあわてることがないのではないでしょうか。

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