梅が香り、桃の花が芽吹く甲州路
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NHKの大河ドラマ「風林火山」がおもしろいですね。
時代が下って、その後織田信長に甲斐武田家が滅ぼされるまでの流れを知って見ているとなおさらです。
先日、武田信玄の師匠であった「快川和尚」の乾徳山 恵林寺(けんとくざん えりんじ)に立ち寄ってみました。
甲州市塩山にあるこの寺で、織田信長はこの寺の快川和尚をはじめとする100人もの僧侶を焼き殺したという出来事がありました。
このとき、火に焼かれながら、「・・・・心頭滅却すれば火も自ずから涼し」と言って壮絶な反骨精神を見せつけていったという人物が、武田信玄の教師役を務め、信玄もこの寺を自らの菩提寺にしたというほど心底から惚れ込んだ人物だということでした。
梅が香り、桃の花が芽吹き、ハウス栽培では桃が満開の甲州路を楽しみました。
さて戦国の時代、国の運営や戦費の調達やらの資金をいかにして稼ぎ出したものか、単に租税を取り立てれば良いというものでもないでしょう。
領民が租税の負担ができるような環境づくりが領主の役割ですから、様々な産業の育成や流通経路、信用経済の成り立ちやそのルール造りと監視などなど・・・・
会社の運営でも次元の違いはあれ、参考になることがないでしょうか。