河津桜と菜の花と
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ご存じのように、我が日本国の財務大臣は、こともあろうに酒に飲まれて世界中の目の前で醜態を晒しました。しかも重要な仕事のために主要国の担当大臣や中央銀行総裁が集まる国際会議の直後に(仕事中ということです)、笑いものになって信用を失うなどということがあるでしょうか。
日本中が恐慌以上だと苦しんでいるのも尻目に、一国の財務担当大臣がなんたる無様で浅ましい、『馬鹿につける薬なし!』とはこのことか、と憤懣やるかたない思いです。
首相もまたこれを許すがごとき対応では、自民党ひいきの私ですら「これはダメだ」と思ってしまいます。
伊豆では、春に温む小川のほとりに菜の花やそのほかの草花が咲き、かわいい花びらの河津桜が咲く季節になってきましたが、人間社会はふさわしいリーダーを欠いて迷走中、春は来るのでしょうか。