日本的文化の落ち着き、畳の効用
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古い映画に描かれる日本人の生活を見ると、畳敷きの部屋や板の間といった家、その畳や板の間で正座をし、質素でも充実した食事風景というものが、全国的に当たり前の姿であったと実感します。
まず、適度な正座は膝の老化を防ぐ効果があるといいます。
西欧人が老化とともに膝が弱ってくる、また最近の日本人にも同様の傾向がある、こうしたことは正座の習慣のあるなしによると聞きます。
また畳は、日本の文化の特徴的な代表格ですが、この畳には思わぬ効果があるように思います。
畳屋さんの宣伝文句を見てなるほどと思った次第ですが、畳の部屋で学習すると、集中力が高く、いい結果をもたらすそうです。
確かに畳の部屋に座ると気分が落ち着いて集中力が高まる気がします。
健康はそうした昔からの伝統的な生活習慣の中にあるのかも知れません。