税理士飯沼英男コラム

ツバメの闘い

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先日の朝、カラスがツバメの巣を襲う場面を見ました。

カラスが、建物の軒先にあるツバメの巣をねらい、ツバメの親2羽がこのカラスの周りを激しく鳴きながら飛び回り、カラスの頭をめがけて急降下したり横から猛スピードで掠め飛んだりせわしなく攻め立てます。

しかし、カラスもそんな威嚇的な攻撃にはお構いなしに、ツバメの巣に襲いかかり、巣の中をつつき始めました。するとツバメの親鳥は、自分の10倍もあろうかというカラスに体当たりして猛攻撃を加えます。さすがのカラスもこれにはびっくりして巣から離れると、ツバメたちが、さらに続けて

猛然とカラスの周りを飛び回って威嚇し続け、

ついにカラスはあきらめて飛び去って行きました。

事業でも、単に規模の大小ではじめから判定

をするのでは勝負をあきらめているようなもの。

小が大を食う戦術は昔からいくつもあることを

忘れてはならない、とツバメに教えられた朝でした。

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