税理士飯沼英男コラム

革新の積み重ね

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一般の商品のライフサイクルは非常に短く、普通はせいぜい1年から3年で、早いものでは3ヶ月です。

例えば、パソコンは20年以上も売れ続けているヒット商品のように見えますが、実はせいぜい3ヶ月から5ヶ月の商品寿命です。

一口にパソコンと言っても、新商品発売後半年以内には、次の新商品が店頭に並びます。ですから一つの商品に頼って、そればかりが売れ続けるというのは奇跡です。

また、旧態依然の代表格だった銀行も、現在の業務内容は昔とは様変わりです。

産業全体のリーダー格だといわれ続けた自動車産業も、早晩、中心的な立場ではなくなるかも知れません。

長寿の商品の例外中の例外は『亀の子タワシ』でしょうか。

明治の中頃からおよそ100年も同じ形状の同じ商品が現在も変わらずに支持されて売れている、・・・他にはちょっと見あたりません。

さて、以前にも一度触れましたが、商品寿命は短くても、100年以上の古い歴史を持つ企業が日本にはたくさんあります。

むしろ100年程度では長寿企業とは言わないくらいです。

こうした長寿企業の共通的な一面は、代表者や社員などが入れ替わっているにもかかわらず、伝統的に、常に革新を重ね、新商品の開発、新市場の開拓を続けてきたということに尽きるようです。

どこの会社でも、気がつくと昔とは大いに違う姿になっている、ということがよくあります。無意識のうちにも長い間には自ずと変化しながら成長する、というのが一般的な会社の姿です。

これを、無意識ではなく、意識的に変えてゆけばもっと早い変化と成長が見込めるのではないか、というのが『革新(イノベーション)経営』です。

扱い品目を変えなくても、業務のやり方、販売方法の変更、販路の見直し、製造業であれば製造過程の工夫や変更も、時には意識的に大胆に行うべきでしょう。

常に競争に晒されている企業は、同じことの繰り返しでは生き残れません。

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