ネット取引の脱税
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今回はネット取引のある一面の情報です。
インターネット取引がごく当たり前になってきたことから、副業としてネット取引をした利得を隠蔽したとする脱税事件が増えています。個人が「週末起業家」というはやり言葉に象徴されるような、副業的に行うネット取引のケースで、始めたばかりの頃のわずかな金額では「税務申告」には気が回らないでいることがほとんど、やがて大きな金額になってもそのまま放置しているというケースが多いのかもしれません。
しかし、副業でやっている人は、“税務署”に日頃縁がないので、『税』への関心度も低く、軽く考えている傾向があります。『脱税』とされるケースでは、大半が軽い認識が発端で、税務署や税務調査のことを「簡単に考えている」ことが多いのかもしれません。まして、サラリーマンが副業的にやる場合には、税金や申告のことなど全く考えずに、「儲かった!!」とパチンコの景品的な発想があります。ネット取引の申告漏れ(脱税)の平均金額は、従来の調査の申告漏れの平均を大きく上回っています。時代の変化の象徴的な話ですが、新事業分野に着目するという点では大いに参考になります。
しかし、脱税はいけませんよ!