税理士飯沼英男コラム

3月15日は景気のターニングポイント

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飲食店から見える景気の波、というある種の現象があります。

昔から、「ニッパチ」と言って、2月と8月は景気が落ち込む、あるいは小売りが落ち込む、その波及的影響で、全体的に景気が悪い、と言われています。

今日では多少そうした顕著なものはなくなったように見えますが、それはニッパチに限らず、いつでも悪いからだという気分にも影響されているからかもしれません。

それはともかく、2月は昔から景気が良くない(8月より顕著)という現象は確かにあって、多くの企業の売り上げが減少する月です。

では、これが目に見えて上向くのはいつかということになりますと、不思議に3月15日前後というのが過去の多くの共通的現象です。

特に飲食業でこの傾向がはっきりしていて、その後徐々に一般小売業、製造業に広がります。

多くの企業の在庫調整や受注予測などの結果、おしなべて3月15日を境に物、金の動きが活発になります。

この傾向は今年も当てはまっているようです。

経済混乱、何するモノぞ!!です。

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